2008-01-01から1年間の記事一覧

9月10日は

工藤の日!! …無いわ。久々の更新でこの入り方は無いわ…。でも消さない。なぜなら心にゆとりがこれっぽっちも無く、かつ面白いことが一つも思い浮かばない人間だから! じゃあ日記なんか書かんでよろしいって話なんですが、家ヤギもブログhttp://d.hatena.n…

近況・東京旅行

年末からの連載に向けて、ネームをやったりアシスタントさんを募集したりして過ごしておりました。先週末、東京に行って来ました。懐かしい人に会ったり、懐かしい場所を巡ったりして、とても充実した旅行でした。行ってすぐに帰りの切符を紛失したこと以外…

「イノセントブローカー」本日発売です

家ヤギも告知してくれていますがhttp://d.hatena.ne.jp/ieyagi/20080729、加藤山羊の初単行本、「イノセントブローカー」が、いよいよ本日発売になります。http://www.bk1.jp/product/03012652 (↑オンライン書店ビーケーワン様・書影あり)初めての連載で単…

近況

単行本の直しとカバーイラストの描き下ろしを終え、担当さんに送ったところ、編プロさんまで回った段階でまた凡ミスが見つかって手元に舞い戻ってきたので1時間で直してまた送り返したり、便秘がちな娘に浣腸を施したりして過ごしております。今知ったけど…

(※出産編)お父さんまた来たよ

仕事のために今朝仙台に発った夫は、知らせを受けるや仕事を早退して娘に会いに来た。夫はおっかなそうにして嬉しそうに娘を抱っこした。娘も寝ているけど何だか嬉しそうだ。3人家族の始まりだ。

(※出産編)許す

出産後、すぐに私の胸に来て初乳を飲ませたあと母も孫を早速抱っこし、その後色々と看護師さんに娘と私の世話をしてもらい、母は用を足しに外へ出る(母はこの日かなり忙しかったのだ)。娘と二人きりである。 こんな散々な目に遭わされても、私は早速許して…

(※出産編)やっと出た

12時過ぎ。5回目くらいのいきみでやっと頭が出た。頭が見えた瞬間、助産師さんが「髪、いいですね〜〜!!」と言ったのが印象的だった。 産まれてきた子は予定日を1週間超過しただけあるフサフサな頭と丸い顔をしていて、顔を見た瞬間、私はまだ色んなと…

(※出産編)まだ寝るか

いよいよお産(Take2)が始まった。思う存分いきめる幸せをかみしめていきむ。しかし体力は限界。繰り返し過ぎた呼吸法で、酸欠になって手足が痺れてきている。何より自分でも驚いたのが、いきみといきみの間にすら、白目を剥いて寝始める自分がいたこ…

(※出産編)問われて

母は「まだ大丈夫?」「もう我慢できねんでねのが(できないんじゃないの)?」と何度も聞いてくれた。横に立っている看護師よりも誰よりも。しかし、私はというともうそんな判断もできないほどに極限だった。判別がつかないのではなく、判別をつけている余…

(※出産編)それは辛かった

お産に臨んでしまった後の休憩(飽くまでエインにとっての休憩であって私本人は全く休めないんだけどね)。これほどまでに辛い時間はこの辛いお産の中でもずば抜けていた。陣痛はMAX。もういきむ感覚も知ってしまったのだ。その上で呼吸法で乗り切らなけ…

(※出産編)いったん休みましょう?

ついにお産が始まった。最初の内は全力でいきんではいけないそうで、遠慮がちにいきむ。痛みは相変わらず大変なものなのに、いきんでいると非常に楽なのだ。徐々に本格的にいきんで、何とか陣痛から解放されようとする私。しかし、その希望は無惨にも絶たれ…

(※出産編)子宮口ほぼ全開です?

午前9時過ぎ。ついに、小一時間も分娩台の上でフーフー言い続け、もうとっくに限界だったためどこで「限界です」と言えば良いのか分からなくなってきていた私にも分かるくらいの、もう一段上の陣痛がやってきた。言葉で表現するなら「無理」。我慢するの無…

(※出産編)病院について

ちなみに私のお産した病院は、姪2人が産まれたのと同じところである(その時のなりきりイタリア人・出産編は以下)。 http://d.hatena.ne.jp/ieyagi/20051210 http://d.hatena.ne.jp/ieyagi/20071010 その姪2人の時にはいずれも看護師が内診をして若干のポ…

(※出産編)これでもまだ産まれないってか

分娩室に入り、助産師さんに内診を受ける。曰く、まだ子宮口は開いていないのでいきむな、とのこと。絶望感に襲われる。こっちはもうとっくに限界なんだ。いつまでこの痛みと付き合えばいいというんだ。

(※出産編)ウトウトと

私の体はもう限界を迎えようとしていた。陣痛はどんどん強く間隔も短くなってきているのに、陣痛と陣痛の合間の数分間に眠りに落ちてしまっていたのだ。そうしてうつらうつらしていると、横にいた母が「あんた!3分置きになってるんでないが(なってるんじ…

(※出産編)お祖母ちゃんが来てくれた

午前7時。夫と入れ替わりに母が来てくれた。やはり激しい陣痛の中一人で頑張るのは辛い。たとえ痛み自体は分かち合えなくても誰かがそばにいてくれるのは安心するし、心強い。まして母は看護師をしていて土壇場には強い女で3児の母である。思えばこの日、…

(※出産編)お父さんは帰るよ

午前5時。あまりにもお産が進まない(夜の時点で子宮口3.0cm)ので、夫は朝イチの新幹線で一旦仙台に帰り、その足で仕事に向かうことに。お産が始まってもいないのに2日連続で仕事は休めないのだ。こうして夫は新幹線で往復数時間と数万円を使って私…

(※出産編)眠れない

陣痛が7分間隔では昨日のようにすらいかない。ほとんど眠れないまま朝を迎えた。

(※出産編)「痒いのが?」と彼は聞いた

駆けつけてくれて休みもとってくれた夫。彼は丸1日以上、私の陣痛に付き合わされる羽目となった。痛みが本格的になってじっと耐えることが難しくなってからは何度も腰をさすってくれたりもした。しかし、彼も相当疲れている。何せ長くても7分置きなのだ。…

(※出産編)薬の効果

陣痛が強く、規則的になりどんどん間隔が狭まっていく。一時的にはお産の始まりを示す「3分間隔」もマーク。しかし、その一方で子宮口は全く開いていかないのだ・・・。痛い。でも産まれない。痛い。痛い。痛いっつーの!!!!!! 結局、薬を飲み終える(6…

(※出産編)陣痛をつける薬

朝6時。睡眠不足。なぜなら朝方にかけ、陣痛は段々と規則性と痛みの強さを増していったからだ。しかし間隔はまだまだ10分間隔とお産の始まりには遠い。そこで陣痛を促進する飲み薬というのを処方される。私としては何となく陣痛促進剤といえば点滴のイメ…

(※出産編)お産マメ知識

さて、お産の進みを読み取る尺度として、「陣痛」「子宮口」「破水」がある。 陣痛は最もメジャーなのではないだろうか。私も妊娠する前からお産といえば陣痛と思っていた。陣痛とは子宮が収縮するためのもので、子宮内にいる赤ちゃんを押し出そうとする力と…

(※出産編)来た

20時。まだ雪は降っている。夫が仕事を切り上げ、仙台から新幹線で駆けつける。明日1日は仕事も休みを取ってきたそうだ。疲れていた夫は、ひとしきり経過などを聞いた後、病室内にあるソファベッドで横になると「お産が始まったら起こしてね」と言って眠…

(※出産編)陣痛を待ち望む女

夫が来るまでは、母が付き添ってくれた。色々と細々とした忘れ物を持って来て貰ったり、大変お世話になる。しかし陣痛も始まらないのでつまらなくなった母は夫の到着を待たずに「お腹減ったし」と言って帰って行った。母も今日一日疲れたのだろう。母が帰っ…

(※出産編)お父さんも駆けつけるよ

医師から説明を受け、「破水すると通常24時間内に陣痛がおき、お産が始まります」ということだったので夫にその旨を伝えると、夫は仕事を何とか切り上げて今日中には駆けつけてくれるという。何とかお産までには間に合うだろう、とホッとする。しかし、事…

(※出産編)目覚めとともに

早朝5時。外は雪。目が覚めると破水していた。母を起こして産院に連絡し、母の運転で産院へ向かう。母は私と似てただでさえ割と運転が散漫な方なのだが、よりによってこの緊急時にカーステをちょそう(津軽弁:いじろう)とするので、若干うざい程に安全運…

あけましておめでとうございます

本年もよろしくお願いいたします。 というか、今回の日記を「告知」というタイトルで更新しようとしたら前回の更新が「告知」で、あんまりだなーと思ったので新年のご挨拶から始めたわけですが、内容的には告知です。1月15日発売のビッグコミックスピリッ…