(※出産編)ウトウトと

私の体はもう限界を迎えようとしていた。陣痛はどんどん強く間隔も短くなってきているのに、陣痛と陣痛の合間の数分間に眠りに落ちてしまっていたのだ。そうしてうつらうつらしていると、横にいた母が「あんた!3分置きになってるんでないが(なってるんじゃないの)!?」と言う。確かにそのようだ。急いでナースコールをし、午前8時、分娩室へ入室。