(※出産編)目覚めとともに

早朝5時。外は雪。目が覚めると破水していた。母を起こして産院に連絡し、母の運転で産院へ向かう。母は私と似てただでさえ割と運転が散漫な方なのだが、よりによってこの緊急時にカーステをちょそう(津軽弁:いじろう)とするので、若干うざい程に安全運転をうながしている内に産院到着。
こちらとしてはお産が始まっている気でいるので相当焦っていたのだが、着いてみるとゆったりと当直の看護師さんに迎えられ、のんびりと入院の手続きをして病室へ通される。陣痛がまだ始まらないため、まだまだお産までは余裕があるということらしい。しかし、まさかこの時点では「月をまたぐお産」になるとは思いもよらなかった・・・。