2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

(※出産編)お父さんまた来たよ

仕事のために今朝仙台に発った夫は、知らせを受けるや仕事を早退して娘に会いに来た。夫はおっかなそうにして嬉しそうに娘を抱っこした。娘も寝ているけど何だか嬉しそうだ。3人家族の始まりだ。

(※出産編)許す

出産後、すぐに私の胸に来て初乳を飲ませたあと母も孫を早速抱っこし、その後色々と看護師さんに娘と私の世話をしてもらい、母は用を足しに外へ出る(母はこの日かなり忙しかったのだ)。娘と二人きりである。 こんな散々な目に遭わされても、私は早速許して…

(※出産編)やっと出た

12時過ぎ。5回目くらいのいきみでやっと頭が出た。頭が見えた瞬間、助産師さんが「髪、いいですね〜〜!!」と言ったのが印象的だった。 産まれてきた子は予定日を1週間超過しただけあるフサフサな頭と丸い顔をしていて、顔を見た瞬間、私はまだ色んなと…

(※出産編)まだ寝るか

いよいよお産(Take2)が始まった。思う存分いきめる幸せをかみしめていきむ。しかし体力は限界。繰り返し過ぎた呼吸法で、酸欠になって手足が痺れてきている。何より自分でも驚いたのが、いきみといきみの間にすら、白目を剥いて寝始める自分がいたこ…

(※出産編)問われて

母は「まだ大丈夫?」「もう我慢できねんでねのが(できないんじゃないの)?」と何度も聞いてくれた。横に立っている看護師よりも誰よりも。しかし、私はというともうそんな判断もできないほどに極限だった。判別がつかないのではなく、判別をつけている余…

(※出産編)それは辛かった

お産に臨んでしまった後の休憩(飽くまでエインにとっての休憩であって私本人は全く休めないんだけどね)。これほどまでに辛い時間はこの辛いお産の中でもずば抜けていた。陣痛はMAX。もういきむ感覚も知ってしまったのだ。その上で呼吸法で乗り切らなけ…

(※出産編)いったん休みましょう?

ついにお産が始まった。最初の内は全力でいきんではいけないそうで、遠慮がちにいきむ。痛みは相変わらず大変なものなのに、いきんでいると非常に楽なのだ。徐々に本格的にいきんで、何とか陣痛から解放されようとする私。しかし、その希望は無惨にも絶たれ…

(※出産編)子宮口ほぼ全開です?

午前9時過ぎ。ついに、小一時間も分娩台の上でフーフー言い続け、もうとっくに限界だったためどこで「限界です」と言えば良いのか分からなくなってきていた私にも分かるくらいの、もう一段上の陣痛がやってきた。言葉で表現するなら「無理」。我慢するの無…

(※出産編)病院について

ちなみに私のお産した病院は、姪2人が産まれたのと同じところである(その時のなりきりイタリア人・出産編は以下)。 http://d.hatena.ne.jp/ieyagi/20051210 http://d.hatena.ne.jp/ieyagi/20071010 その姪2人の時にはいずれも看護師が内診をして若干のポ…

(※出産編)これでもまだ産まれないってか

分娩室に入り、助産師さんに内診を受ける。曰く、まだ子宮口は開いていないのでいきむな、とのこと。絶望感に襲われる。こっちはもうとっくに限界なんだ。いつまでこの痛みと付き合えばいいというんだ。

(※出産編)ウトウトと

私の体はもう限界を迎えようとしていた。陣痛はどんどん強く間隔も短くなってきているのに、陣痛と陣痛の合間の数分間に眠りに落ちてしまっていたのだ。そうしてうつらうつらしていると、横にいた母が「あんた!3分置きになってるんでないが(なってるんじ…

(※出産編)お祖母ちゃんが来てくれた

午前7時。夫と入れ替わりに母が来てくれた。やはり激しい陣痛の中一人で頑張るのは辛い。たとえ痛み自体は分かち合えなくても誰かがそばにいてくれるのは安心するし、心強い。まして母は看護師をしていて土壇場には強い女で3児の母である。思えばこの日、…

(※出産編)お父さんは帰るよ

午前5時。あまりにもお産が進まない(夜の時点で子宮口3.0cm)ので、夫は朝イチの新幹線で一旦仙台に帰り、その足で仕事に向かうことに。お産が始まってもいないのに2日連続で仕事は休めないのだ。こうして夫は新幹線で往復数時間と数万円を使って私…

(※出産編)眠れない

陣痛が7分間隔では昨日のようにすらいかない。ほとんど眠れないまま朝を迎えた。