出版の経緯

昨年、加藤山羊の漫画の原作も担当する小説家の矢樹純先生が自身2作目の長編小説『がらくた少女と人喰い煙突』をKDPを利用して個人出版され、
その行動力やスキルを賞賛しつつ、自らは原稿の締め切りに追われ指を咥えて見守っておりました。

その後もホラー短編集『或る集落の○』を出版し、出版社とのお仕事以外にも精力的に作家活動を拡大して確実に読者を獲得していく様も指をシナシナにして見守っておったわけです。
或る集落の●

或る集落の●

(ちなみにこの2作は身内びいきを100%差し引いて本当に面白いので未読の方は絶対に読んだ方が良いです)

しかし、最近になって少しだけ仕事の余裕が生まれたため、やっと重い腰を上げ、過去の未単行本化原稿も合計すればそこそこのページ数になるのではないか、そして「作者としては気に入っている、自信もある作品をただただ眠らせておく手は無い!」との強い思いにかられ、今回KDPにチャレンジしてみたわけです。
やってみるとアナログで原稿を取り込んで自ら写植をする段まではそこそこ大変でしたが、その後の出版の体裁を作るのはそこまでの労力を要さず、無事個人出版することができました。

とはいえ、やはり初めての試みであり、バイタリティのない私ですから、要所要所で矢樹純先生に教えを乞うたり、共著であることを盾にしてタイトル、表紙絵についても散々相談に乗って貰ったりしました。大感謝です。
そんな矢樹純先生の『忌繭』告知&内容紹介はこちら↓
http://d.hatena.ne.jp/ieyagi/20160617/p2
アマゾンで出てくる私の内容紹介よりもイカシている内容紹介なので、私はもう個別の内容紹介についてはここでは特に触れず、そして後でこっそりアマゾンの内容紹介文もそっくりそのままこれに取り替えようと考えております。

[追記]
本当にそっくりそのまま内容紹介を書きかえました。矢樹先生ありがとう!!!