北上

朝4時起床(とはいえ、正味2時間半しか寝てないわー)。毛布の上から非常用のアルミシートをかぶって寝ていたのだが、暖かいがとにかくカサカサうるさい。子供たちにもかけてあげていたのだが赤ちゃんが「ビクッ」とするたびに「ガサッ」となってこっちがびっくりする。
先に起きていた夫とナビで現在地を確認すると、ガソリンの残量から考えて何とか十和田までなら行けそうと判断し(車に残っていたガソリンのみで走っており、途中のスタンドは閉鎖か大行列のため、一度も給油できていなかった)、4号をまた北上。もう暖房ももったいないので切って娘たちにはアルミシートをかけておいた。
十和田についた段階でもガソリンはまだ少し余裕があったのだが、十和田からはもう大きい町が無いので、スタンドが開き始めた時のことを考えて十和田に留まることにした。この段階で十和田はまだ断水。十和田市役所のトイレの水すら出なかった。公衆電話から王さんの実家に連絡して現在の状況を話すと、ありがたいことに除雪機のガソリンを抜いてまで携行缶で持ってきてくれるそうだ。国道沿いのコンビニで待ち合わせ、無事ガソリンを入れてもらい(この時、義両親は本当にお世辞抜きでヒーローでした)、まずは王さんの実家に向かうことに。