卵アレルギーレシピ(加熱卵黄除去解除後)

先日、卵アレルギーの2歳の娘が負荷試験(実際にアレルギー対象の食材を食べさせたりするテスト)に合格して、過熱した卵黄を食べられるようになったのですが、その結果「ゆで卵として加熱した後に黄身だけを取り出した物のみ食べてOK」という、何とも中途半端な除去の解除となりました。
負荷試験終了後は、なるべく毎日過熱卵黄を摂らせることが卵アレルギーの治療には必要なのですが、なんかゆで卵の黄身だけって、モソモソして食べにくいだろうし、卵アレルギー用レシピはネットに転がっていても、ゆで卵の黄身だけを使った料理などなかなか無いもんです。
で、自分なりに工夫して作ってみたところ、意外なことに超簡単な割には大人が食べてもけっこう満足できる美味さのものができたので、覚書を兼ねてブログで公開することで、同様の境遇の方に読んでヒント程度にでもして頂ければ嬉しいなあと思い、超超ざっくりですが載せることにしました。そういう方に読んで頂くことを前提としているため、今回の記事はすこし用語が専門的だったり説明的だったりしてすみません。
また、分量ですが、段階によって食べさせるべき黄身の量も違ってきますし、そもそも自分自身あまりキチッと量る方でないので省略してあります。

スイートポテト

材料:ゆで卵の黄身、砂糖、さつま芋、牛乳、バター
1.ゆで卵の黄身を砂糖とすりまぜる。
2.芋をゆで(ラップしてレンジで加熱しても)、裏ごしする。
3.1と2を合わせ、牛乳、バターも加えてゴムベラなどで良く混ぜる。
4.アルミカップに入れるか、アルミやオーブンシートの上に形をととのえて載せ、オーブンで焼く。
(裏ごしは必須ではないですが、やはり食感が良くなって子供でも食べやすくなると思います)

かぼちゃサラダ

材料:ゆで卵の黄身、かぼちゃ、日清マヨドレ、塩、こしょう
1.ゆで卵の黄身をゴムベラなどでつぶしておく。
2.かぼちゃをゆでる(もしくはラップしてレンジで加熱)。
3.1と2をまぜ日清マヨドレで和え、塩こしょうで味をととのえる。
(この日清マヨドレは卵を使用していないので、とても重宝しています。ゆで卵の黄身を混ぜてマカロニサラダやポテトサラダにしても良し、また、ただ黄身と混ぜてやるだけでも食べやすくなると思いますが、うちの2歳児には少し味(特に酸味)が濃いようです)

ホットケーキ

材料:ゆで卵の黄身、ホットケーキミックス(もしくは薄力粉+ベーキングパウダー+砂糖)、牛乳
1.ゆで卵の黄身をゴムベラで良くのばし、牛乳を少しずつ加えてさらにのばす。
2.ミックス粉を使う場合はそのまま、薄力粉+BP+砂糖ならふるいながら加えて混ぜる。
3.熱したフライパンで弱火で両面焼く。
(牛乳は150〜180CCくらいで加減するといいと思います。卵なしで作っていた頃と比べて数段美味しくなりました。うちでは粉を少し減らして、娘の好きなゆでかぼちゃをつぶして混ぜたりとアレンジしています。このレシピのいいところは、主食に混ぜることで食べ残しを減らせることです。)

料理でも何でもないシリーズ

〇納豆に混ぜる(うちでは滑らかにするためマヨドレとチーズを少しだけ加えてみたこともあります)
〇カレーに混ぜる
〇コーンスープに混ぜる
(とにかく、子供の好きなものに混ぜるのが一番だと思います!!)
〇レシピですらないですが、昭和の「プロのコツ入り 黄金 天ぷら粉」は卵黄粉しか使っておらず、水と混ぜるだけなので加熱卵黄のみの天ぷらが簡単に作れますよ!

ポイントなど

全てのレシピに共通ですが、最初に黄身をある程度なめらかにつぶしておくと、他の食材ときちんと混ざってなじみやすいです。あと、黄身を単独で食べさせる方が味に慣れる意味では良いのでしょうが、毎日食べたら大人でも飽きる味だと思うのと、特に飽きっぽい2歳児ということでいろいろ混ぜて料理している次第です。
今後も新しい加熱卵黄レシピを考えついたら、このカテゴリーで更新すると思います。