*加藤山羊ホラーキャンペーンその2
最近、蔓(つる)植物を2種育てている。家ヤギ曰く「ヤキが回った」状態である自分は、「ベランダ緑化で室温−5℃!!」「家庭菜園で子供と楽しみながらエコ節約♪」などの主婦雑誌の見出しを真に受けてせっせとゴーヤときゅうりに水をやっているのである。
で、どんどん蔓をのばして支柱に絡んだりネットに絡んだり、隣のミニトマトにまで絡んでうざいのであるが、蔓って、アレ、意外と気持ち悪くねえですか?目も何もない植物が、無闇に蔓を四方八方に伸ばして、昆虫の触角のようにも見える蔓が何かに触れたとたん、生きているように巻きついて成長の方向が決まっていく姿、よくよく見るととっても気持ち悪いと思うんですよ。

で、もしも意識を保ったまま身動きができなくなって、そこに蔓植物がゆっくりと巻きついてきた日には、非常に怖いと思うんですよね。身動きできず、意思のあるようで無いようなものにゆっくりと絡めとられていく感覚。自分は「意思のあるようで無いような存在」というのがかなり怖いです…。あと「ゆっくりと」というのもツボ(恐怖の)。