テーマは退化・福島旅行

当日の朝に思いつき、しかも車に乗ってから決定した福島旅行の記録です。

アクアマリンふくしま

先々週に引き続き、また水族館です。とにかく水族館好きなので、自分としては毎週でも大丈夫です。
アクアマリンふくしまは以前から一度は行ってみたくて、福島に立ち寄るたびに(今回で5度目くらい?結構福島は好きで行ってます)足を伸ばそうとしてはポシャる(なぜなら計画性がないから!)、を繰り返していたので、念願かなったという感じです。
で、とても良かったです!男鹿よりもやはり一回り大きくて、大水槽とアザラシ水槽を続きの水槽のように見せているところなんか、考えられてるなー、という感じです。セイウチもド迫力で、テーマごとの展示も見ごたえがあり、特に小学生ぐらいの子供連れで行くなら、子供の勉強にもなるし、とても良さそうだと思いました。うちの娘もわからないなりに興奮して楽しそうでした。
そして、こちらのキッズコーナーで子供を遊ばせながら、携帯で宿探しを開始。持ち金が足りないのでコンビニで下ろし、携帯から宿の予約を完了させたのは車を走らせ始めてから、というなんとも「旅行をナメるな!!」とお叱りを受けそうな風まかせな旅ですねえ。
いわき駅近くに泊まることにしたので、駅前の飲み屋で目光から揚げ(美味でした!)などを食べながら日本酒を飲む。途中のコンビニで全員分のパンツを買い(ああ、ほんと大人としてダメ・・・!!)宿に帰ってからも結構飲み、子供を寝かしつけていたらみんなで寝てしまっていた。

東北サファリパーク(3度目)

家ヤギに初めて連れて行ってもらったのが、もう10年も前の話なんだなあ。ちなみに秘宝館は無くなってましたよ、家ヤギさん。その後結婚する前に王さんと1回行ったのも結構前なのですっかり忘れていたんですが、結構高いんだね、サファリパーク。やっぱり保安上の色々があるんだろうなー。
いやーライオン怖かった!!何って、貴志裕介さんの「天使の囀り」と、平山夢明さんの短編集「他人事」の中の「虎の肉球は消音機」をそう間隔を置かずに読んで以来、ネコ科の猛獣に対する恐怖のボルテージがMAXになっており、自分が今、自主的に車の扉を開けたら家族もろとも腹の中に・・・という戦慄に支配されながらハンドルを握り締めました。
ライオンの後は、ゾウやキリンや山羊や鹿やあまたの魑魅魍魎(車にわらわらと寄ってくる様がほんとそんな感じする)に餌を与えつつ許してください、許してくださいと唱えながら草食動物ゾーンを通り過ぎる。特にラクダとバイソンは迫力あったなー。娘は最近「怖い」と思うと「ばーばーい」と言ってバイバイをしてお茶を濁そうとするのだが、車を足止めして窓から舌をねじ込もうとするラクダにも必死な表情で「ばーばーい、ばーばーい!」と言っていた。
その後はサル劇場にてサルの芸とフラミンゴショーとアシカショーを見たのですが、ここで特筆すべきはフラミンゴショー。クオリティー的にはサルとアシカが文句なしに高いのですが、フラミンゴは全く別の見どころがありました。それは、「追い込む人々」。前々から、フラミンゴのような鳥に芸を仕込むことなんか難しいだろうし、ショーといっても何をやるんだろう、と思っていたのですが、何のことはない、人間がただ後ろから追い込むんですね。で、その追い込む人たちが徹底して無表情。そこに、非常にグッときました。衣装も特に派手ではなく、しかしフラミンゴショーらしくピンク色のウィンドブレーカーに身を包んだ女性職員2名は、いったい無表情の裏で何を思うのでしょう。いやホントどうでもいいですよね。

以上、福島旅行記でした。めちゃくちゃ楽しかったんですが、無計画さが前より格段にヒドくなっていることについて、近々家族会議を招集せねば、と計画しています。